bタグ、strongタグの使い方の注意点。SEO的効果は?
SEO対策の話題になると、しばしば登場するbタグ、strongタグの使用方法。
そもそもどうやって使い分けるべきなのかという質問をトレンドアフィリエイト実践者からも質問を頂くことがあります。
まず、簡単にそれぞれのタグの意味について紹介すると
基本的にどちらもタグも【強調する役割を担っている】タグです。
そして、bタグは視覚的強調、strongタグは意味的強調の働きをします。
要はbタグはユーザーに対して強調を表し、
strong タグはクローラーにに対して強調を行う働きをするというわけです。
これらのタグは働きは違うものの、
サイト上で閲覧すると、どちらも太文字で表示されるため、
ユーザー目線ではではどちらのタグを使用しているかということは全く問題になりません。
しかしながら、strong タグの使用はSEO的に効果があると以前から言われており
文中に登場するターゲットキーワードは strong タグを使用するという風潮が存在しています。
そのような背景があるため、細かく設定をされている人も多いようですし
また、ワードプレスの投稿画面で太文字にしたいがために【B】をクリックすると
デフォルトでstrongタグが設定されてしまうので、わざわざ手動でbタグに設定し直している方なんかもいらっしゃいます。
Googleの回答
bタグ、strongタグの使用方法、SEO的な効果についてGoogleの品質管理チームの責任者マット・カッツ(Matt Cutts)氏が2013年10月に回答しています。
結論から言うと b タグ、strong タグは特にランキングやインデックスに差はなく、
全く同じものとして取り扱っているとのことです。
※下記動画の0:40~の部分
というわけで、わざわざどちらのタグを使用すればいいのかなどを
記事作成の際にいちいち気にする必要はないということですね。
近年、一昨年のパンダアップデート、昨年のハミングバードといった
Googleのアルゴリズム変更に加え、構造化データの推奨などなど、
検索エンジンの技術は日々進化し、コンテンツ中身をより重要視するようになってきています。
そういった意味でタグの細かい使い方に頭を悩ませ時間を割くのであるならば、
もっと本質的にユーザーが求めているクオリティの高いコンテンツ作成に時間を割くようにすべきということですね。
昨今の動きを見ていると、タグの使い分けといった小手先のテクニックによりも
上位表示のためにはそちらの方がよっぽど近道ですしより安全でしょう。
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